お惣菜なのにデザート感覚。冷えても美味しいからお弁当のおかずなどにも大活躍する「さつまいものレモン煮」。レモンの爽やかな酸味とサツマイモのやさしい甘味のコンビネーションに、昔、運動部に所属したことがあれば一度は食べたことがある「ハチミツレモン(レモンの蜂蜜漬)」の味を思い出す人も多いのではないでしょうか?ビタミンC豊富で食物繊維、栄養価の高いサツマイモに、同じくビタミンCの宝庫レモン。そして、同じくビタミンやミネラル豊富なはちみつの組み合わせは、最強の健康・美容食ですね。

一般的な「さつま芋のレモン煮」は白砂糖を使うところ、純粋蜂蜜にして。香りづけに皮(レモンピール)も使用するので、できれば国産でフレッシュなオーガニックレモンを選びたいですね。

材料

  • 有機さつまいも  400g
  • 水         600ml
  • ハチミツ        大さじ5
  • 有機レモン汁    大さじ2(生レモン2個分)
  • レモンの皮   1/3個※生レモンが入手できない場合は、レモン果汁のみでOK
    ※ハチミツの代わりに甜菜糖や好みの砂糖類でもOK

道具

  • ざる
  • 落し蓋

作り方

1.有機サツマイモを洗い、1~1.5cm程度の厚さの輪切りにする。(太めの場合は適宜、食べやすい大きさに切る) 鍋にサツマイモを入れて水をひたひた程度に入れ(分量外)固めに下茹でする。サツマイモが崩れないように注意しながら、一度ざるにあげる。

2.レモンを搾る。レモンの皮は、苦みの多い内側の白い部分は避けながら剥き、千切りにする。鍋にサツマイモ、水、レモン汁、レモンの皮、はちみつを入れ、煮崩れないようにペーパーなどで作った落し蓋をし、弱火でコトコトと煮含める。

※皮はたくさん入れすぎると苦みが強くなるので、少量で十分。生レモンがなければ、オーガニックレモン果汁100%を使用。無ければ皮は使わなくてもOK。

3.サツマイモにしっかり火が通って煮汁が少なくなって来たら火を止め、粗熱をとってから冷蔵庫へ。一晩味をしみ込ませたくらいが美味しい!

Styling / Photo / Recipe / Text : Aki Sato