夏のような、秋のような?茄子の旬。「秋ナスは嫁に食わすな」ということわざから、茄子は秋が美味しい野菜のようですが、旧暦の秋なので、現在でいえばまだ暑さの残る8~9月頃が美味しいとされています。本来の旬は、路地ものであれば7月頃から収穫される夏で、茄子は代表的な夏野菜です。

和食なら、お漬物に焼き茄子、炒め物、てんぷらやお味噌汁にと、漬けても、煮ても、焼いても、揚げても・・と、万能な茄子。とりわけ味噌との相性はぴったり!「茄子の味噌田楽」は、代表的な日本のお惣菜の1つです。米茄子や賀茂茄子など、大きく肉厚で崩れにくい茄子を厚めに切って、野菜のステーキとしてもどうぞ。ボリュームや食べごたえもあるのにヘルシー!

材料

  • 有機なす  1~2本(米茄子や賀茂茄子がおすすめ)
  • 有機八丁味噌 大さじ3
  • 砂糖         大さじ3
  • 酒             大さじ1.5
  • みりん        大さじ1.5
  • 油    適量

※あれば木の芽・青紫蘇・ごま・けしの実など

道具

  • フライパン
  • 小鍋
  • 木べら

作り方

1.茄子を洗ってヘタを落とし、1~1.5cm程度の輪切り、または縦切りにし、上になる面に切り込みを入れる。水にさらしてアクを抜き、水気を拭きとっておく。フライパンに適量の油をひき、なすを焼く。(蓋をして蒸し焼きにする)

2.小鍋に味噌、砂糖、酒、みりん、砂糖を入れ、弱火で味噌を溶かしながら練り混ぜる。

3.茄子の上面に田楽味噌を塗り、オーブントースターやグリルで焼き色がつくまで加熱する。

お好みで木の芽やゴマ、けしの実等を飾って器に盛りつける。

Styling / Photo / Recipe / Text : Aki Sato