初夏の梅仕事と同時期に店頭に並ぶ赤紫蘇。赤梅干し(しそ漬け梅干し)を作るときに必ず必要なのですが、実際に葉っぱを摘んでからでないと正確に重さがわからないため、多めに買って中途半端に余ってしまった!なんていうこと、ありませんか?そんな時には、大きめで穴など空いていないきれいな赤紫蘇の葉を「赤紫蘇の塩漬け」にしておきましょう。赤紫蘇ふりかけを混ぜたおにぎりに巻いたり、野菜やお肉などに合わせても。鮮やかな紫色が美しく、食卓も華やかに彩るので作っておけば何かと重宝しますよ。もちろん赤紫蘇の旬の間に、たくさん作っておいても◎

材料

  • 有機赤紫蘇の葉 50g
  • 水   150ml
  • 自然塩     10g(赤しその20%程度)
  • 白梅酢 200ml~

道具

  • ざる
  • バット(保存容器)

作り方

1.赤紫蘇の葉は虫食いなどのあまりない、大きめの葉を選んで摘む。(梅干しづくりなど、もみ紫蘇を作る際により分けておく)
水で洗い汚れを落とし、ざるにあげて水けをきっておく。

2.バットに赤紫蘇の葉と塩を交互に振りながら重ねていき、水を加える。葉っぱが水の上に浮いてしまったり、空気があまり入らないようにラップ。(上から軽めの重しをしてもOK)2~3日ほど冷蔵庫で保存する。

3.両手のひらではさんで、ぎゅっとプレスするように水けをとる。このとき、葉っぱを破いてしまわないように注意。余った漬け汁は捨て、新たにきれいなバットに赤紫蘇の葉を並べ、白梅酢をまわしかける。

4.梅酢がほんのり赤く色づくので、再度葉っぱが浮いてしまわないよにラップをして冷蔵庫へ。さらに2~3日ほど漬ける。(重なっている部分の葉っぱにも梅酢が浸かるよう、たまに上下を混ぜるなどしたほうが良い)

5.きれいに色づいたら出来上がり。軽く汁気を絞ってから、おにぎりに巻く。

赤紫蘇ふりかけを炊いたご飯に混ぜて、上から赤紫蘇の塩漬けを巻いても◎

Styling / Photo / Recipe / Text : Aki Sato