梅雨に入る6月頃から秋ごろにかけて旬のイワシ。特に梅雨時の真鰯(入梅鰯)は、特に脂がのっておいしいと言われています。イワシは「魚」辺に「弱」と書かれるように鮮度を保ちにくいお魚。さらにちょうど旬の時期は、梅雨から夏にかけて湿度や気温が高く、食べ物も傷みやすい時期です。そんな季節におすすめの食べ方が「いわしの梅煮」です。いわしの梅煮は梅を入れることで鰯の臭みも軽減。梅の爽やかな酸味が食欲をそそります。食中毒の多い梅雨の時期、疲れやすい夏にもおすすめの一品です。

材料

  • 鰯(いわし)   4尾(下処理済みで230g程度使用)
  • 有機生姜    50g
  • 梅干(調味されていない無添加梅干)3~4粒
  • だし汁     200ml
  • 有機醤油    大さじ3
  • 酒       大さじ2
  • みりん     大さじ2
  • 砂糖      大さじ1.5

※甘辛くしっかり味付けしたい場合は、砂糖や醤油を追加するなど調整してください。

道具

  • 落し蓋(ペーパー)

作り方

1.鰯は下処理をしておく。(頭、内臓、うろこをとる)下処理した鰯はきれいに洗い、キッチンペーパーなどで水気をとっておく。
鍋にだし汁、酒、しょうゆ、みりん、を入れて一度ひと煮立ちさせる。次に、生姜のスライス、梅干しを加える。

2.下処理をしておいた鰯を、鍋の中に重ならないように入れて煮る。灰汁が出る場合は適宜取り除く。

3.途中、落し蓋をし、途中で煮汁を回しかけながら、煮汁が少なくなってくるまでコトコトと煮る。

(鰯は崩れやすく皮がはがれやすいので注意する)しっかりと味を含ませたい場合は、煮ては冷ますを繰り返してください。

Styling / Photo / Recipe / Text : Aki Sato