旬の美味しいあさりを味わう料理と言えば、一番に思い浮かぶのが和食「あさりの酒蒸し」ですよね。殻の中に含まれるあさりの旨みや風味と塩気を活かし、お酒をふりかけ蒸し煮にするだけのシンプルな調理法です。醤油はあくまでさりげなく香らせる程度で。あさりの酒蒸しは、主役の浅蜊の鮮度が美味しさを左右します。旬の時期に存分に味わいたい、滋味ある一品!

材料

  • 活あさり       350g
  • 日本酒           50ml
  • 有機生姜       1かけ
  • 有機醤油       小さじ1~(お好みで)
  • あさつき       適量

※生姜をにんにくにしてもOK。
※あさつきが無ければ万能ネギや青シソなど、お好みの薬味で。

道具

  • 鍋の蓋
  • ざる
  • ボウル

作り方

1. やさしく水洗いして汚れやぬめりをとったあさりを、3%程度の濃度にした食塩水に重ならないように入れて砂抜きしておく。※暗めのところに置くか、上に新聞紙等をかぶせ薄暗い環境にして一晩砂を出させる。

砂出ししたあさりを、殻をこすりあわせるようにして良く洗って水をきる。鍋に日本酒、みじん切りにした生姜、あさりを入れ蓋をし、適宜ゆすりながら加熱する。

2.煮過ぎて固くならないように、あさりの殻が開いてきたものからいったん鍋から出す。

3.鍋に残った汁をさっと煮たて、醤油を加えて味を調える。浅蜊をもう一度鍋に戻して小口切りに刻んだあさつきと一緒にさっと全体にからめる。

Styling / Photo / Recipe / Text : Aki Sato