「森のバター」と呼ばれるほど栄養価が高いアボカド。カロリーが高いイメージはあるものの、若返りのビタミンと呼ばれるビタミンEを豊富に含み、まさに私たちの身近にあるスーパーフードです。実は、日本でも一部温暖な気候の地域で栽培されているのですが、生産量はとても少なく、日本で流通しているアボカドのほとんどは輸入品です。一般に輸入されたアボカドの場合は、農薬や化学肥料に加えポストハーベストの心配もありますが、オーガニック認証のアボカドも流通しており、最近は比較的入手しやすくなりましたね。やはり、燦々と輝く太陽をいっぱいに浴びた、安心安全のオーガニックのアボカドを選びたいものです。クリーミーでコクのある濃厚なおいしさは格別!

メキシコ料理では前菜で定番のアボカドディップといえば、Guacamole(ワカモーレ・ワカモレ)。トルティーヤチップスなどに添えたり、タコスやバゲットなどにつけていただくなど、食べ方は色々。作り方は簡単!覚えておくと、ちょっとしたおもてなしや、ホームパーティーでも大活躍することまちがいなしですよ。

材料

  • 有機アボカド 2個
  • 有機トマト  1/2個 (50g程度)
  • 有機たまねぎ(アーリーレッド) 小さめのもの1/3個 (50g程度)
  • 有機にんにく   1片
  • オーガニックレモン汁 大さじ1~2 (あればライム)
  • ハラペーニョ 1本
  • 自然塩     適量
  • 有機ブラックペッパー   適量

※その他、チリペッパー、タバスコなど好みのスパイスを適量加えてもOK
※お好みでコリアンダーなどのハーブをプラス

道具

  • ボウル
  • 木べら

作り方

1.にんにくはすりおろすか細かくみじん切りにしておく。玉ねぎはみじん切りにする。水分が多い場合は、少し水気をとっておく。トマトは種とその周りの水分の多い部分は取り除き、細かくカットしておく。ハラペーニョは種を取りみじん切りにする。

2.アボカドの皮を剥き、果肉をスプーンで取り出しておく。変色を防ぐため、レモン汁(ライム汁)を加えておく。

※アボカドの皮の剥き方:ナイフを種に届くまでさししこみ、ぐるっと一周切り目を入れたら、切り目に合わせてねじります。片方に残った種に、軽く包丁の角を刺し、ねじるようにすると、種をきれいに取りだせます。スプーンなどで果肉を取り出すか、1/2か1/4にタテにカットしてから、ヘタの部分から手でつまみ、裏返すように皮を剥きます。

3.粗くマッシュしたアボカドに、にんにくと玉ねぎ、ハラペーニョを混ぜる。

4.トマトを加え、仕上げに塩、こしょうやスパイス類を加えて味を整える。

お好みでトルティーヤチップスなどを添えて。ディップとしてはもちろん、そのままサラダとして頂いても◎

Styling / Photo / Recipe / Text : Aki Sato