毎年恒例の梅仕事。まずは基本の梅シロップ始めてみたものの、ちょっぴり飽きてきたな、ちょっと味の変化が欲しいな・・・なんていう方へ。自分好みのお砂糖を使ってアレンジしてみませんか?一般的には氷砂糖を使うところを「粗糖」に変えるだけ。黒糖で作るよりも溶けやすくて失敗しにくいです。また、氷砂糖よりもコクのある梅シロップが味わえますよ。梅のエキスが出てくるまでじっくり待ったり、毎日瓶をゆすったりしながらエキスの変化を観察するのも梅仕事ならではの愉しみです。

材料

  • 有機青梅  1kg
  • 粗糖  1kg

道具

  • ざる
  • 竹串
  • 保存瓶(漬ける用と、シロップ保存用)

作り方

1.梅をきれいに水洗いした後、3~5時間ほど水につけてあく抜きする。

2.アク抜き後、水気をよくふきとり、竹串で梅のなり口のヘタを取り除く。

3.煮沸消毒をして乾かしておいた瓶の底にまず粗糖を敷き、その上に青梅と粗糖を交互に詰めていく。

4.青梅が出ないよう、一番上に粗糖を入れる。

※発酵が心配な方は、仕込みの際に10~20%の酢を入れて下さい。

5.蓋をして直射日光のあたらない冷暗所に保存する。
※上記写真は1日後。

6.瓶ごとやさしく振ったりするなどして、毎日梅と砂糖を混ぜる。
※上記写真は3日後

7.漬けてから10日~2週間ほどたって、完全に砂糖が溶けるまで待つ。
※上記写真は1週間後

8.梅のエキスが出てシワシワになった梅を取り出す。

9.シロップを鍋に移し、弱火で煮て加熱殺菌する。煮沸消毒しておいた保存瓶に入れ、粗熱が取れたら冷蔵庫で保存する。

Styling / Photo / Recipe / Text : Aki Sato