桜の季節に販売される桜のあんこを使った春らしいパンや和菓子。桜あんは、白あんをベースに桜の塩漬けを練り込んで作ることができます。粒あんやこしあんは色々なメーカーさんの商品が流通していて有機認証のものもありますが、残念ながら白あんはあまり流通していません。少し手間はかかりますが、白いんげん豆を使っていちから手作りしてみませんか?自家製のあんぱんや和菓子にするだけでなく、いつものトーストに塗って食べるのもおすすめです。

材料

  • 有機白いんげん豆   200g
  • 有機砂糖 250g~
  • 桜の塩漬 30g
  • 水 200ml

道具

  • ボウル
  • 漉し器

作り方

1.白いんげん豆を水で洗い、一晩(6~8時間程度)たっぷりの水に浸けておく。

2.30~40分程度、豆にしっかり火が通るまで茹でる。

3.桜の塩漬けをたっぷりの水に浸して30分程度置く。一度つけていた水を捨て、新たに200mlの水に浸けておく。

4.茹であがった白いんげん豆を裏ごしする。
※自然に剥けて来た薄皮は、よけておいた方が裏ごしがスムーズになります。

5.鍋に裏ごしした白いんげん豆、桜の塩漬けを浸しておいた水200ml、砂糖を入れて煮る。
※餡の色に影響するので、お砂糖はグラニュー糖タイプのものをオススメします。

6.桜の塩漬けを細かく刻んで入れる。

7.焦げないようにかき混ぜながらしっかり煮詰める。

8.好みの餡のかたさになるまで煮詰めたら粗熱をとる。

Styling / Photo / Recipe / Text : Aki Sato