一般的に市販されている栗の甘露煮は、とてもきれいな黄色をしていますよね。これらには、合成着色料やクチナシ色素が使われていることがほとんどです。クチナシの実は昔から天然の色素として料理に使われてきたもので、天然由来ではありますが、家庭で味わう分には、不自然な色などつける必要もないですから。シンプルに好みの材料で手作りしませんか?
おせち料理のイメージが強い栗の甘露煮ですが、栗そのままの形を生かしたトッピングや、ペースト状にして利用したり、この季節に作っておくととても便利ですよ。ケーキやマフィンなどのお菓子作りに、栗むし羊羹にきんとんなど和菓子にと、色々楽しめます。栗本来の色のまま、甘さ控えめ優しい味の栗の甘露煮。沢山作って思う存分、旬の秋の味覚を味わいたいですね。
材料
- 有機栗 500g (皮を剥いた状態で正味およそ350g)
- 水 300ml
- 甜菜糖 150g~ (保存力を高めたい場合、分量を増やす)
- みりん 30ml (なくてもOK)
道具
- 鍋(栗が重ならない程度の大きさがあるもの)
- キッチンペーパー(落し蓋として)
作り方
Styling / Photo / Recipe / Text : Aki Sato