冬の果物といえば、みかんにポンカン、伊予柑などの柑橘類ですね。通常は捨ててしまう皮も、マーマレードにしたり、砂糖漬けなどにすれば保存もでき、美味しく食べられます!パンやケーキづくりにも使われるレモンピールやオレンジピールですが、輸入の柑橘類は農薬やワックス、防腐剤などが心配。皮を使うからこそ、国産無農薬のものを選びたいですね。

材料

  • いよかんの皮
  • 有機砂糖  皮の重さの7割~同量程度
  • グラニュー糖  適量
  • 水  適量
    *伊予柑以外の柑橘類でもOK

道具

  • 鍋(ホウロウ)
  • スプーン
  • クッキングシート(落し蓋用)

作り方

1.いよかんをナイフで1/4~1/6にカットする。皮を実からはがし、水に浸けておく。

2.苦味を抜くために2~3回ゆでこぼした後、湯からあげ水気をきっておく
※茹でこぼすお湯はシンクの掃除などにも利用!

3.皮の内側の白いわたの部分や筋を、軽くスプーンを使ってこそげ落とす。

4.皮を5mm程度、好みの細さ(5mm程度)にカットする。鍋にカットした皮と少量の水(ヒタヒタ程度)、砂糖を入れて、クッキングシートで落し蓋をして煮る。砂糖は一度に加えず、何回かにわけて入れる。

5.煮あがったら一度鍋を火からおろし、数時間~一晩程度そのままつけて糖分をしみこませる。一度皮だけ鍋から取り除き、残ったシロップを煮詰め、また皮を戻して煮きる。

クッキングシートをひいたバットや、網の上に皮を1枚1枚並べて、表面を適度に乾かす。下面が乾きにくいので、適宜裏返しにして乾かす。

お好みで適量のグラニュー糖をまぶす。そのままおやつとして食べても、細かくカットしてお菓子作りに利用しても美味しい!

皮を剥かずに5mm程度に輪切りにしたものを、同様の手順で作ってもOK。

チョコレートでコーティングすれば、いよかんのオランジェット風に!

Styling / Photo / Recipe / Text : Aki Sato