言わずと知れた身近な健康食材、胡麻。いつもの小豆のお汁粉の代わりに、滋養たっぷりの黒胡麻で薬膳汁粉風に!一口食べた瞬間に広がる、胡麻の風味や香ばしさ。便利な練り胡麻を使ってもいいけれど、まずは軽く炒ってすり鉢ですりおろすところからはじめてみて。とろみ付けには本葛粉を使うのがおすすめです。汁が真っ黒なので、白いお餅や赤いクコの実などをトッピングに加えると、見た目も華やかになりますよ。

材料

  • 有機黒胡麻 60g
  • 水(お湯)  500ml
  • 甜菜糖      大さじ3
  • 自然塩      少々
  • 本葛粉      10g
  • 有機餅   適量

※お餅の代わりに白玉団子でもOK。鏡開きには、お供えの鏡餅を使用して。
※お好みでクコの実やクルミなど

道具

  • 木べら
  • すり鉢
  • すりこぎ

作り方

1.胡麻を鍋に入れて軽く炒り、すり鉢に移して細かくなるまで胡麻をする。

2.分量のうち1カップ程度のお湯を注ぎ、鍋に移し替える。

3.残りのお湯(または水)、甜菜糖を入れて加熱する。塩一つまみを入れて味を調える。
※砂糖はキビ糖、黒糖など、好みのものでOK。好みの甘さに適宜増減してください。

4.分量外の少量のお水で溶いた葛粉を入れて、ゆるくとろみがつくまで加熱してできあがり。お餅を焼き、器に餅と小豆の汁を入れて盛り付ける。

※白玉団子や白い丸餅などを使うと、黒い汁に映えます。彩りにクコの実を飾ったり、胡桃などのナッツを添えても◎

Styling / Photo / Recipe / Text : Aki Sato