春を告げる和菓子といえば、いちご大福ですよね。苺が出回るシーズンにしかお店には並ばない、季節限定商品です。最近ではコンビニの和スイーツとしても人気ですが、苺は足がはやく、時間が経つと水分が出てくるもの。餅も時間がたてば固くなってしまうため、いちご大福は本来はあまり流通には向かない商品のはずなのです。和菓子は作るのが大変というイメージですが、シンプルな材料で簡単にできるので、一度手作りしてみてはいかがでしょう?日常のおやつとしてや、ひな祭りのお祝いの食卓にもおすすめ!

材料

  • 有機だんご粉(うるち米+もち米) 75g
  • 砂糖      25g
  • お湯      150~200ml
  • 有機いちご   4個
  • 有機餡子    120g (1個あたり30g程度使用)
    ※つぶあん、こしあん、白あんなどお好みで
  • 有機片栗粉   適量

道具

  • 木べら
  • バット

作り方

1.だんご粉、砂糖にぬるま湯を少しずつ入れよく溶く。鍋を火にかけて焦がさないように弱火でしっかりと練り上げる。(柔らかすぎると包みにくくなるので注意)

2.もち生地が出来上がったらバットに広げた片栗粉の上に置き、生地を4等分にして軽くまとめる。(苺の大きさにより生地の等分は調整してください)

3.苺は水洗いし、ペーパータオルなどで水気をとっておく。餡子で周りを包んでおく。
※餡子が柔らかく包みにくい場合は、薄くのばしたもち生地に餡子を塗ってから、苺をのせて包む。

4.苺の先端を下にして(出来上がりが上になるように)、餅生地で包む。

5.包み終わりの部分を接合し、苺のとがったほうが上になるように(接合部分が下)形を丸く整える。

Styling / Photo / Recipe / Text : Aki Sato