おもてなしやお祝いの料理、そして節分の日に食べる恵方巻など、具材次第でいろいろな味が楽しめる「太巻き寿司」。特別な日以外でも、お弁当や日常の食卓シーンで気軽に味わいたい日本料理です。基本の作り方をマスターしておけば、後はアレンジ次第!白米の代わりに分搗き米や玄米、雑穀入りのご飯を使ったり、ベジタリアンの方は卵や海鮮類は除いてお好みの野菜を使うなど、食材を自由に選べるのも手作りならではですね。

材料

  • 有機分搗き米  2合 (炊いたご飯およそ600g分使用)
  • 寿司酢 (有機米酢 50ml・甜菜糖 大さじ1強・自然塩 小さじ1)
  • 海苔    3枚
  • きゅうり  1/2本
  • 三つ葉  1束
  • 椎茸含め煮  45g
  • かんぴょう煮  30g
  • 胡桃の甘煮   30g
  • 高野豆腐      1個分
  • だし巻き卵  3切れ分

※上記は写真に使用した参考例です。具材にはアボカドやほうれん草などの野菜や、海老やマグロなどの海鮮類、ウナギやアナゴの蒲焼、たくあん、でんぶなど、お好みのものを自由に組み合わせて下さい。

道具

  • 巻きす

作り方

<下準備>
1.ご飯を炊く
2.寿司酢の材料を合わせ、炊きあがったご飯にかけ混ぜ、酢飯をつくる。
3.三つ葉はさっとゆがいておく
4.キュウリは1/2本分を縦1/6に切る
5.だし巻き卵を作り3切れ程度分を細長く切っておく
6.椎茸煮を2個分、スライスする。
7.胡桃30g分を甘辛く煮る
8.水で戻しておいた干ぴょう(30g)、戻しておいた高野豆腐1個を縦に6等分に切り、一緒にだし汁と調味料で煮含める。(だし汁:200ml、醤油:大さじ2、みりん:大さじ1、甜菜糖:大さじ1)
※出来上がった高野豆腐は汁をしっかりしぼり、適度な太さになるように棒状に切る。

<太巻き寿司の巻き方>
1.巻きすに海苔を、表を下にして置く。すし飯およそ200g分を、奥側を2cm程度残して厚みを均一にまんべんなく広げる。

2.具材を彩りよく並べる
※手前から巻くので、ばらばらになりやすい具材は奥側へ。

3.手前から巻きすを持ち上げ、手前のすし飯を奥側のすし飯の端に合わせるようにして、具を押さえながら一気に巻く。

4.奥側に残しておいた海苔の部分を、巻き終わりが下になるように持っていき、巻きすの上から軽く押さえて形をつくる。

5.お好みの厚さにカットする。

Styling / Photo / Recipe / Text : Aki Sato