古くから日本人に愛されてきた果物「みかん」。日本の冬といえばこたつでみかん!?のイメージ通り、みかんの旬は冬です。日本人に最も馴染み深い代表的なみかんと言えば「温州みかん」ですが、これらが市場に多く出回るのは11月下旬~2月終わり頃まで。(極早生、早生は9月・10月頃から)シンプルにそのまま皮を剥いていただくのはもちろんのこと、焼きミカンにしたり、搾ってジュースにしたり、この旬の時期の間にたくさん味わっておきたいものです。

意外な食べ方としておすすめなのが「みかんご飯」。贅沢にも100%みかんの搾り汁でご飯を炊いたら、出来上がりはきれいなみかん色に!ちらし寿司や海苔巻きなど酢飯で使えば、カラフルで楽しくパーティー料理としても活躍。みかんのほんのりとした甘さがあるので、酸味のあるものやピリッと辛みのあるもの、スパイシーなエスニック系料理との相性も◎

材料

  • 有機白米  2合
  • 有機みかんの搾り汁 360ml(みかん7~8個)
  • 有機生姜     10g
  • 有機みかんの皮 5g
  • 自然塩  ひとつまみ

道具

  • 土鍋
  • ざる
  • レモン搾り器

作り方

1.有機みかんを搾る。
※多少果肉が入ってもOK

2.みかんの皮は、白い部分があまり入らないように表面を削ったものを細かくみじん切りにする。生姜も皮を剥いてみじん切りにしておく。土鍋に事前にお米をとぎ1~2時間程度水に浸しておいた米、みかんの搾り汁、生姜、みかんの皮、塩ひとつまみを入れる。

3.土鍋を中火にかけ、10~15分程度で中のお湯がぐつぐつ煮えてきたら、弱火にしてさらに10~15分炊く。炊きあがり火を止めてからしばらく蒸らす。

4.炊き上がったらしゃもじで切るようにさっくり全体を混ぜて、さらにしっかり蒸らす。

みかんの甘みが強く感じる場合は、レモンや柚子、カボスなど柑橘系の果汁などをかけてさっぱりと。

お好みで生姜の千切りや、イタリアンパセリなどハーブをプラスしても◎

Styling / Photo / Recipe / Text : Aki Sato