9月に入ると気候も秋めいてくるとともに、お月見やお彼岸などの行事もあって小豆を炊く機会が増えてきます。この時期私たちの口に入る小豆は、前年の秋かそれ以前に収穫されたものであることが多く。新豆は早いものだと9月中旬以降から。小豆の収穫は10月頃から。その後選別したり乾燥させたり。販売されるまでには時間もかかるため、実際に新豆がお店に並ぶのはたいていもう少し先となります。
小豆などの豆類は「農産物」であるため、JAS法に基づく食品表示をする義務がありますが、実は「賞味期限」の表示義務はないことをご存じ?乾燥された豆類は何年も日持ちするとはいえ、経過年数が長く保存状態も良くない場合はその分劣化し、味も落ちてしまいます。賞味期限表示がされている場合、販売者が自主的につけており、生産から1年としていたり、2年としていたりと様々。もし産年度が記載されていれば、それを鮮度判断の目安にしましょう。
材料
- 有機小豆 200g
- 黒糖 100g~200g
*好みの甘さにより調整。平均的には1:1。
*甜菜糖、キビ糖、オーガニックシュガーなど、好みの砂糖でOK。 - 自然塩 少々
道具
- 鍋
- 木べら
- ざる
作り方
Styling / Photo / Recipe / Text : Aki Sato