一年中スーパーなどで目にする為に旬がわかりにくくなっていますが、冬に旬を迎える大根。そして天然のブリは「寒ブリ」と呼ばれる12月から2月頃の間の寒い時期が、脂がのって一番美味しい季節とされています。甘味が増してみずみずしく美味しい冬の大根と、脂がのった寒ぶりの組み合わせ「ぶり大根」は、寒い冬だからこそ食べたい煮物のひとつです。しっかりだしと鰤の旨みがしみこんだ大根で、ご飯がすすむこと間違いなし!

材料

  • 有機大根         450g(1.5cm程度の輪切り5枚)
  • ブリ      4切れ 450g程度
  • 有機生姜    1片
  • だし汁     700ml
  • 有機料理酒       100ml
  • 有機醤油    大さじ5
  • みりん     大さじ2
  • 砂糖      大さじ2
  • 塩       適量

道具

  • 落し蓋

作り方

1.大根は1.5~2cm程度の輪切りにして皮を剥き、面取りする。大きければ半分か1/4程度の大きさに切ってもOK。たっぷりの水から軽く下茹でしておく。

2.ぶりはさっと水で洗い、1切れを2~3等分の好みの大きさに切る。塩を適量振ってから少しおき、熱湯を回しかけて(またはさっと鍋の湯にくぐらせて)水けをきっておく。

3.なべに出し汁を入れて一度煮立て、下茹でしておいた大根と、下処理した鰤、薄切りにした生姜を加えて煮る。

4.調味料を加えてアクを取りながら中火で煮る。途中、落としぶたをして弱火でしっかり味が染み込むまで煮込む。

※汁につけたまま冷まして味を含ませる。
そのまま熱いうちに食べても良いが、一晩置くと味が滲みて美味しい。

器に盛りつけて煮汁をかける。
お好みで生姜(分量外)の千切りや、ネギなど薬味をのせても。

Styling / Photo / Recipe / Text : Aki Sato