真っ赤な美しい色と、豊富なビタミンC、爽やかな酸味でおなじみのハイビスカスティー。ローズヒップティーなどのハーブと一緒にブレンドされることも多く、細かくカットされたドライのものを目にすることがほとんどかもしれませんね。ハイビスカスの花びらを乾燥させたものだと思っている方も多いと思いますが、実は使われているのは観賞用のハイビスカスではなく、ハイビスカスと同じアオイ科の「ローゼル(Roselle)」。また、花びらではなく、花が咲いた後の実のまわりの萼や苞の部分です。台湾などでは「洛神花」という名で、ホールのまま乾燥されたお茶や砂糖漬けなども流通しています。日本でも沖縄などで栽培されていて、オーガニックのものもありますよ。生のローゼルが入手できるのはほんの短い期間だけ。もし国産のローゼルのフレッシュなものが入手できたら、自家製ハイビスカスジャム(ローゼルジャム)をつくってみませんか?
材料
- 有機ローゼル(国産・生) 50個程度
- 水 150ml
- 砂糖 75g~好みで調整
- オーガニックレモン汁 大さじ1
道具
- 鍋
- 木べら
- ざる
- キッチンはさみ
- 保存瓶
作り方
Styling / Photo / Recipe / Text : Aki Sato