サラダやおにぎりの具などでおなじみのツナ。ツナと言えば、フレーク状になったマグロのオイル漬けで、缶詰となっているものが真っ先に思い浮かびますよね。ツナ=マグロ、と思っていたのに、実はよく見たらカツオだった!なんてことも。漬けているオイルは大豆油やサラダ油などが主流のようですが、最近はヘルシーなオイルを使っている製品もたくさんでてきました。カロリーを気にする方向けに「ノンオイル」「ライトタイプ」のツナなどもありますが、オイルを使っていないからヘルシーというわけでもないのです。気にしてほしいのは、使われているオイル、そして味付けに何が使われてるか?というところ。調味料にアミノ酸等、化学調味料などが使われていない、シンプルな原材料のものを選びたいですね。

マグロの柵(サク)、そして贅沢にオーガニックのオリーブオイルやフレッシュハーブなどを使って手作りした自家製ツナは、ちょっとしたごちそうにもなるほどの美味しさに!材料を選べて好みの味が作れるのは、自家製ならでは。耐熱の保存瓶に入れて冷蔵で保存すれば数日は日持ちもするうえ、缶のゴミが出ずエコなのがまた嬉しいところです。

材料

  • マグロの刺身  サク1本 (250g程度)
  • 自然塩      小さじ2
  • 有機EXVオリーブオイル  250~300ml
  • 有機にんにく  1片
  • 有機ローズマリー(フレッシュ) 1~2枝
  • 有機ローリエ      1枚
  • 有機ピンクペッパー(ホール)     適量

道具

  • バット
  • 保存瓶

作り方

1.マグロは軽く水で洗った後、塩を擦りこみ30分程度置いておく。
※余分な水分がでたら捨てるか、キッチンペーパーなどで吸い取っておく。

2.保存瓶に入れやすい大きさに適度にカットし、鍋に入れ、ひたひた程度のオリーブオイル、スライスしたにんにく、ローリエ、ローズマリー、ペッパーをプラスして、超低温でじっくり時間をかけながら加熱していく。

3.じっくり加熱し、マグロの中まで火が通ったら、加熱をやめる。アクが出ていたら、適宜取り除く。(保存瓶に移し替える時に、オイルを濾してから移すとなお良い。)

4.予め熱湯消毒しておいた保存容器の中に、熱いうちに移し替える。粗熱がとれたら、冷蔵庫で保存する。

5.ブロック状のままはもちろん、お好みで身をほぐして、サラダやおにぎりの具などにも。

Styling / Photo / Recipe / Text : Aki Sato