ポップコーンは乾燥とうもろこしを加熱してできます。では、普通のとうもろこしを干せば作れるのか?というと、実はそうではなく、「爆裂種」のとうもろこしでなければポップコーンはできないのです。爆裂種は粒の皮が非常に硬くて、加熱すると粒の中の水分が水蒸気となって膨張します。この爆裂種の硬い皮が、膨張する水蒸気の圧力により限界まで達すると皮がやぶれ、急激にはじけてポップコーン状になるのです。
電子レンジでチンして、粒の状態から簡単に作ることが出来るポップコーンなども販売されていますが、あらかじめ油脂が添加されているもの、添加物を使用しているものも多いですよね。出来れば、乾燥したオーガニックのとうもろこしの粒だけを袋詰めした、シンプルなものを選びたいものです。また、オーガニックスーパーなどに行くと、国産の有機乾燥とうもろこしが、干した後のそのままの状態でも販売されていることもありますよ。そんな有機の乾燥とうもろこし(爆裂種)を見つけたら、是非一度、まずは粒をほぐしてとるところからポップコーンを作ってみて!自家菜園をされている人は、ポップコーン用の種を蒔き、自分で育てたものを収獲し、乾燥させて作ってみるのもおすすめです。
材料
- 乾燥有機とうもろこし(ポップコーン用品種・爆裂種)
- 自然塩
道具
- フライパン
- フライパン用蓋
作り方
Styling / Photo / Recipe / Text : Aki Sato