シベリア南部原産のルバーブ。日本原産のフキに似た葉柄だが、キク科のフキとは異なりタデ科のダイオウ属の多年草です。食用とする葉柄の部分はまるでセロリのように硬い筋があるように見えますが、加熱するとすぐに柔らかく煮くずれトロトロになります。まるで青リンゴのように、フルーティーでさわやかな酸味を持ち、果物同様ジャムやコンポートなどに最適!緑色のルバーブのほうがポピュラーかもしれませんが、赤色のルバーブもあるのです。見た目にも色鮮やかで美しく、パイやタルトなど甘酸っぱさを活かしたお菓子などにもおすすめですよ。

材料

  • オーガニックルバーブ   300g
  • 甜菜糖          100g
  • オーガニックレモン汁   大さじ1
    ※砂糖はきび糖、グラニュー糖などでも可。

道具

  • ホーロー鍋
  • 木べら
  • 保存瓶

作り方

1.ルバーブを水で洗い、2~3cm程度の長さにカットしておく。

2.鍋にルバーブと甜菜糖の1/3の分量とレモン汁を入れて全体になじませ、火にかける。

3.加熱によりルバーブの水分が出てふつふつとしてきたら、焦がさないよう適宜木べらでかき混ぜながら煮る。

4.残りの甜菜糖を2回に分けて加えながら煮詰めていく。

5.熱湯で煮沸消毒した保存容器に、出来上がったジャムを熱いうちに入れて保存する。

Styling / Photo / Recipe / Text : Aki Sato