欧米ではポピュラーな、ひょうたん型をしたかぼちゃ「バターナッツ (バターナッツスカッシュ/Butternut Squash)」。日本では馴染みが薄かったバターナッツかぼちゃですが、ここ数年、ハロウィンの時期が近くなる頃に、店頭でも見かけるようになってきましたよね!かぼちゃと言っても、日本の南瓜のようにホクホクではないことから煮物には不向きで、特にポタージュなどスープにするのに適しています。βカロテンをはじめ、ビタミンA、ビタミンC、ミネラル類など栄養も豊富。バターナッツという名前のように、どことなくナッツのような風味もするため、ナッツ類との相性も良いのです。ポタージュにナッツ類をトッピングしたり、グラノーラなどと一緒に、ホットシリアルなどにするのもおすすめですよ。

材料

  • 有機バターナッツ  500g   Sサイズ1本程度
  • 有機たまねぎ   150g   小玉1個程度
  • 有機豆乳     150ml~
  • 水        300ml
  • 有機EXVオリーブオイル 適量
  • 有機ベイリーフ(月桂樹の葉)  1枚
  • 有機シナモン   1本
  • 自然塩   適量
  • 胡椒    適量

※その他、ペッパーなど、好みのスパイスを適量
※飾り用にお好みのナッツ類(クルミ・カシューナッツ・アーモンド・松の実など)

道具

  • フードプロセッサー(無くてもOK)
  • 木べら
  • ピーラー

作り方

1.バターナッツを縦半分に切って中の種を取り出し、皮をピーラーなどで薄く剥く。適当な大きさにカットしておく。

2.玉ねぎを粗みじんにカットして、少量のオリーブオイル、少量の塩を加えて炒める。

3.適度に玉ねぎがしんなりと火が通ったら、カットした1のバターナッツを加えて軽く炒め、水をひたひた程度(300ml)加え、ベイリーフ、シナモンを加えて、コトコトとカボチャが柔らかくなるまで煮る。

4.バターナッツと玉ねぎが柔らかく煮えたら、ベイリーフとシナモンは取り除き、木べらで混ぜながら潰すようにして滑らかにする。

5.いったん鍋からペースト状になったものをフードプロセッサーに移し、撹拌して滑らかにする。(裏ごしでもOK。口当たりをなめらかにするためなので、そのままでもOK)滑らかにしたペーストをもう一度鍋に戻し、豆乳を加えて好みの濃度に仕上げる。

6.仕上げに、塩コショウ、好みのスパイスだあれば加えて味を調える。器に注ぎ、砕いたナッツ類をトッピングして出来上がり。

豆乳を使ってベジ仕様にしていますが、好みで生クリームや牛乳を使うとさらにコクのあるスープになります。煮込む時に、コンソメなどを使用してもOK。

Styling / Photo / Recipe / Text : Aki Sato