晩秋から初冬にかけて、美味しい時期を迎えるごぼう。そして、牛蒡と言えばまず一番に思い浮かぶのが、日本を代表する常備菜でお惣菜の定番「きんぴらごぼう」ですよね。スーパーに行けば、まな板も包丁もアク抜きも不要の「カット野菜」もあります。あらかじめきんぴら用のサイズにカットされ、人参とセットの状態で販売されているので、忙しい時にはとっても便利ですよね。
でも、もともと土の中で育つ牛蒡は、収穫後に土から出て直接空気に触れたり、乾燥したりすれば鮮度が落ちてしまいます。牛蒡を調理する際の下処理に手間はかかるかもしれませんが、あらかじめ土を落としてある「洗いごぼう」ではなく、できれば泥が付いたままのものを選びたいですね。また、土の中で育つ野菜だからこそ、堆肥の違いや栽培の違いがダイレクトに味や香りを左右するもの。化学肥料や農薬を使用していないもの、丁寧な土づくりをした畑で採れた、鮮度の良い「泥つきの有機牛蒡」がおすすめです。
材料
- 有機牛蒡 300g
- 有機人参 80g
- 油 適量
- 有機醤油 大さじ2
- みりん 大さじ2
- 有機砂糖 大さじ1~(好みで調整)
- 鷹の爪 好みで適量
- 有機白いりごま 好みで適量
道具
- 鍋(フライパンでも可)
作り方
Styling / Photo / Recipe / Text : Aki Sato