「タラモサラタ」と聞くと、日本ではタラコとジャガイモをマヨネーズ等で和えたサラダを思い浮かべてしまいますが、もともとはギリシャの「Taramosalata(タラモサラタ)」という料理で、ポテトやパンをペースト状にしたものに魚卵、オリーブオイル等を加えてディップ状にしたものです。「タラモ」は日本語の「タラコ」に響きも似ていますが、実はそうではなくTaramoは「魚卵」を意味する言葉。そして「サラダ」ではなく「サラタ」が正解!

正式には「魚卵」を使ってつくるTaramosalata(タラモサラタ)ですが、代わりにアマランサス(Amaranthus)を使えば、ぷちぷちの食感や見た目がまるで魚卵そのもの!ベジタリアン、ヴィーガン仕様のタラモサラタ風になりますよ。バゲットやクラッカーに塗ってディップとしていただく他、サンドウィッチの具、そのままサラダとしてやお料理の付け合せなどにどうぞ。

材料

  • 有機じゃがいも       2~3個(300g)
  • 有機アマランサス      50g (炊いたアマランサスでおよそ70g)
  • 有機たまねぎ        小さめのもの1/3個 (50g程度)
  • 有機にんにく         1片
  • 有機レモン汁     小さじ1
  • 有機EXVオリーブオイル 大さじ2
  • 自然塩               適量
  • 有機ブラックペッパー       適量
    ※その他、好みのハーブやスパイスを適量加えてもOK

道具

  • ボウル
  • 木べら
  • 濾し器(アマランサスを洗うときに使用)

作り方

1.有機アマランサスを炊く。水をやや少なめにして固めに炊いた方が、ツブツブの触感がより魚卵に近くなります。

2.有機じゃがいもを洗い、皮を剥いて茹でる。(皮のまま茹でてもOK。その場合は、茹で上がってから皮を剥く)茹で上がったら、水分を飛ばしながら鍋の中でマッシュする。

3.有機玉ねぎ、有機にんにくを細かくみじん切りにする。(フードプロセッサーで細かくしてもOK)玉ねぎからたくさん水分が出てしまった場合は、軽く水気をきっておいたほうが良い。ボウルの中に、刻んだ玉ねぎとにんにく、オリーブオイル、レモン汁を加える。

4.マッシュしたジャガイモを加えて混ぜ合わせ、炊いたアマランサスもプラス。

5.塩、こしょうやお好みのスパイスを加えて味を調える。

Styling / Photo / Recipe / Text : Aki Sato