赤紫色の模様が、鶉(うずら)の卵に似ていることからその名前がついたという、「うずら豆」は、インゲンマメの一種です。日本では甘煮にしていただくのが一般的ですが、カレーやスープに入れたりしても美味しい!メキシコ料理などで、肉の付け合せやタコスにあわせるRefried Beans(リフライドビーンズ)、またはFrijoles Refritos(フリホレス レフリトス)とも呼ばれる、豆のディップにするのもおすすめですよ。本来のレシピではラード(豚の脂)、ベーコンを使うようですが、ベーコン無し、ラードの代わりにオリーブオイルでベジタリアンディップに。缶詰も販売されていますが、自家製は美味しさが格段に違います!豆のつぶし加減やスパイスの量も、お好みでどうぞ。

材料

  • 有機うずら豆   乾燥150g(茹でたもの約300g)
  • 有機たまねぎ  100~150g
  • 有機にんにく   1片
  • 有機EXVオリーブオイル 大さじ1
  • 自然塩       小さじ1/2~
  • 有機ブラックペッパー 適量
  • 有機クミンパウダー 小さじ1/2
  • 有機チリパウダー  小さじ1/3

道具

作り方

1.乾燥うずら豆を水で洗い、一晩たっぷりの水に浸けておく。

2.うずら豆を水から茹でる。(乾燥豆150gで水800~1,000ml使用)途中、必要に応じてさし水をし、あくを取りながら煮る。豆がやわらかく煮えたら、煮汁は150~200ml程度、捨てずに残しておく。

3.豆を軽くマッシュする。

4.玉ねぎとにんにくをみじん切りにする。鍋にオリーブオイルを入れてしんなりするまで炒める。

5.3で軽くマッシュしておいたうずら豆を加えて一緒に軽く炒めたら、残しておいた煮汁をひたひた程度(150ml)入れ、素材を好みの粗さにつぶしながら、仕上げにクミン、チリ、塩、胡椒を加えて味を調えながら、水分を適度に飛ばすように煮詰めていく。

お肉の付け合せにしたり、チップスなどを添えて。トルティーヤやパンに塗って食べても美味しい。

Styling / Photo / Recipe / Text : Aki Sato