乾燥した黒豆を一晩水に浸しておくと、黒豆の皮の部分に含まれるポリフェノール色素が溶け出して、水が赤みがかった色になります。昔から、おせちでおなじみの「黒豆」を煮る時には「錆びたクギ」を入れると良いと言われていますが、これは釘に含まれる鉄が色素に含まれる成分と結合し、仕上がりがよりきれいな黒に発色するから。黒豆は年に一度、お正月くらいにしか食べないという方や、甘い豆が苦手な方なども多いかもしれませんが、大豆同様の栄養成分に加えポリフェノール(アントシアニン)も豊富なスーパーフードです。お正月だけではもったいない!黒豆の煮汁も加えて炊くと、淡い紫色の黒豆ごはんに。余った煮汁も捨てずにジュースなどに利用して。
材料
- 有機白米 2合
- 有機黒豆(茹でたもので正味 200g)
※乾燥豆でおよそ85g相当を使用(お好みで50g程度~)
※豆を戻すための水500~600ml相当を使用
- 黒豆茹で汁 200ml
- 水 160ml
- 昆布 1枚 (5㎝角くらい)
- 有機黒酢 小さじ1
- みりん 大さじ1.5
- 自然塩 小さじ1/2
道具
- 土鍋
- 鍋
- ボウル
- ざる
作り方
Styling / Photo / Recipe / Text : Aki Sato