3月3日のひな祭りに欠かせない、桜餅(さくらもち)には、関西風の「道明寺桜餅」、関東風の「長命寺桜餅」があります。もち米のツブツブとした食感がある道明寺と、クレープ風の生地の長命寺。長命寺の生地のベースには小麦粉が使われていますが、少量の餅粉(白玉粉など)を加えるため、実際にはもっちりとした食感になっています。フライパンがあれば、家庭でも簡単に手作りできますよ。白餡、粒餡、こし餡、桜餡、、など、包む餡子も選べたり、生地に砂糖を入れない、食紅など着色料を使わないなど、自分好みの桜餅が楽しめるのは、手作りならではですね!

材料

  • 有機小麦粉   200g
  • 白玉粉     大さじ1 (およそ10g)
  • 水       200ml
  • 油       適量
  • 有機餡子(白餡・小豆餡)  適量
    ※つぶあん、こしあんどちらでもお好みで
  • 桜の葉の塩漬け(国産無添加)   10枚
  • 桜の花の塩漬け(国産無添加)   飾り用

道具

  • 粉ふるい
  • ボウル
  • フライパン

作り方

1.桜の葉と花の塩漬けは、それぞれ水に浸けて適度に塩抜きをしておく。

2.ボウルにふるった小麦粉、白玉粉を入れて水で溶いておく。

3.温めたフライパンに少量の油をひき、生地をフライパンの中心に楕円形になるように、薄く流す。表面が乾いてきたら、裏返して両面を焼く。
※30mlのレードルを使用。桜の葉の大きさにより調整してください。
※パンケーキを焼く要領で、一度濡れふきんの上にフライパンを置いてから生地を流すとよい。

4.焼いた皮にお好みの餡子をのせ、二つ折りまたはくるりと巻く。

5.桜の葉でくるむ。

お好みで、桜の花を飾って出来上がり。

Styling / Photo / Recipe / Text : Aki Sato