食用にできる里芋の葉柄部分、“ずいき”を乾燥させた“芋がら”。旬の季節に収穫したずいきを乾燥させ、野菜が不足しがちな冬にも美味しくいただける保存食として、昔から親しまれてきました。独特な歯ごたえがあり、素朴で滋味深い味わいの「芋がらの煮物」は、冬の寒い日に食べたくなるお惣菜。じゅわっと味の染みた油揚げとの相性もぴったりです。

材料

  • 芋がら(乾燥ずいき) 20g
  • 有機人参  100g
  • 有機こんにゃく 100g
  • 油揚げ 1枚
  • 出汁  400ml
  • 有機淡口醤油 大さじ2
  • 砂糖  大さじ1
  • 本みりん  大さじ1
  • ごま油 適量

道具

  • ボウル

作り方

1.芋がら(ずいき)を戻しておく。
※乾燥20gを戻したものおよそ300g程度を使用

2.油揚げは油抜きをし、こんにゃくは下茹で(アク抜き)する。芋がら、人参、油揚げ、こんにゃくをそれぞれ2.5㎝程度の細切りにする。

3.鍋に適量の油をひき、食材を炒める。

4.人参に軽く火が通ってしんなりしてきたら、出汁を入れて煮る。

5.ひと煮立ちしたら、醤油、みりん、砂糖を加え、落し蓋をして煮汁が少なくなるまで煮る。
※途中味見をして調味料をお好みで調整して下さい。

※すぐに食べられますが、粗熱をとった後冷蔵庫に一晩置いてから温めなおすと、しっかり味が染み込みます。

Styling / Photo / Recipe / Text : Aki Sato