イカから出る独特の旨味が里芋にしっかりと染み込んだ「里芋とイカの煮物」は、寒い時期になると食べたくなる定番の和食料理です。イカの臭みを消すために、事前にお酒と一緒にイカを鍋に入れてさっと加熱。長時間加熱することで固くなりがちなイカは、里芋に味が染み込んでから戻し入れるのがポイントです。このひと手間で仕上がりにぐっと差がつきますよ。

材料

  • 有機里芋 500g
  • スルメイカ 小さ目のもの1杯(正味150~200g)
  • 出汁  300ml
  • 本みりん 大さじ2
  • 有機濃口醤油 大さじ1.5
  • 砂糖 大さじ1

道具

作り方

1.里芋の皮を剥き、一口大に切った後下茹でをしておく。

2.イカのワタと足を引き抜き、ワタとげそを切り離す。軟骨をとりきれいに洗い、1cm幅の輪切りにする。ゲソも食べやすい大きさ(1~2本ずつ)に切り分ける。

3.鍋に酒とイカを入れてさっと火を通し、イカをいったん取り出しておく。

4.鍋に里芋、出汁、砂糖、醤油、みりんを加えて煮る。途中で落し蓋をする。

5.里芋に味が染み込んで来たら、イカを戻し入れる。

6.全体に汁がわたるように、時々混ぜながら煮からめる。

Styling / Photo / Recipe / Text : Aki Sato