紅くるりや紅しぐれといった赤大根は、内側だけでなく外側の皮も赤紫色をしているのが特徴です。赤い色はポリフェノールの一種、アントシアニン。生のままサラダなどでも美味しく食べられますが、アントシアニンがお酢に漬けると鮮やかに発色するので、その特徴を活かした甘酢漬けにするのがおすすめ。お正月の“なます”にもいかがですか?

材料

  • 有機赤大根(紅くるり・紅しぐれなど) 1本(250~300g)
  • 塩      ひとつまみ
  • 有機酢 大さじ6
  • 砂糖  大さじ3
  • 柚子果汁  大さじ2

道具

  • ボウル

作り方

1.大根は洗って葉と根を落とし、ピーラーなどで薄く皮を剥く。
※葉っぱは食べられるので、捨てずに他の料理に活用してください。

2.皮を剥いた後、千切りにする。

3.塩一つまみを入れ、しんなりするまで塩もみする。しばらく置いた後、水気をしっかりしぼっておく。

4.お酢と砂糖を鍋でひと煮立ちさせ、冷ましたところに搾ったゆずの果汁を加えて和える。

5.そのまま半日~1日冷蔵庫で置いておく。しっかり色づいたら出来上がり。

※紅しぐれなど、皮が紫色の大根は、酢につけると濃いピンク色になります。

※紅くるりで漬けると、より真紅に近い色づきになります。

※赤大根とは別に白い大根を漬け食べる直前に2種を和えると、大根だけの紅白なますができます。

Styling / Photo / Recipe / Text : Aki Sato