9から10月頃、紫色をしたあけびの実が店頭に並び、なんとなく知ってはいるけれど、どうやって食べたらいいのかわからないから食べたことが無い・・・という方もいらっしゃるのでは?また、ぱっくりと割れた中にある実の部分はそのまま食べられますが、皮も美味しく食べられるのをご存じない方も多いかもしれません。あけびの皮は苦味が強くアクがありますが、下処理すれば美味しく食べられます。ほんのり苦みを感じますが、加熱することで白いワタのような部分の食感はとろりとした茄子のよう。油と相性が良く、炒め合わせて甘めのみそ味に仕上げれば、ご飯がすすむ美味しいおかずに。作り置き常備菜にもおすすめです。

材料

  • あけび 2個
  • 有機玉ねぎ 小1個
  • 有機人参 50g
  • 有機くるみ 30g
  • 有機味噌 大さじ2
  • 砂糖 大さじ2
  • 酒 大さじ2
  • 有機醤油 大さじ1
  • 水 大さじ1
  • 油 適量

道具

  • フライパン

作り方

1.あけびの皮をアク抜きしておく。

2.あけびの皮は1.5cm程度に切る。玉ねぎを1.5cm程度のざく切りに、人参も適度な太さの千切りにする。胡桃は粗く刻んでおく。

3.熱したフライパンに油を入れ、玉ねぎと人参をしんなりするまで炒める。

4.下処理しておいたあけびの皮を加えて炒める。

5.刻んだ胡桃と合わせた調味料(味噌、砂糖、酒、醤油、水)を加えて炒める。

6.全体に調味料を絡めて味が染みたら出来上がり。

Styling / Photo / Recipe / Text : Aki Sato