普通の南瓜は、加熱しないと食べられませんが、皮も種もまるごと生で食べられるのが特徴の「鈴かぼちゃ」。若取りされた、手のひらサイズの栗カボチャで、生のままでもコリコリとした食感も楽しめます。一般的なかぼちゃよりも柔らかく、包丁で簡単に切ることもできるので、料理に使いやすいのもうれしいですね。生食用なので、サラダやピクルスで食べることが推奨されていますが、きんぴらなどにもおすすめですよ!普通の南瓜できんぴらを作ろうとすると、ホクホク柔らかくなりすぎてしまいますが、鈴かぼちゃなら、むしろシャキシャキとした食感も残ります。南瓜にも人参にも豊富に含まれるβ-カロテンは、油に溶けやすい脂溶性ビタミンですから、きんぴらとして油といっしょに調理することで吸収力もUPしますね。

材料

  • 有機鈴かぼちゃ  200g
  • 有機人参   70g
  • 有機醤油   大さじ2
  • みりん    大さじ2
  • 砂糖     大さじ1~(好みで調整)
  • 鷹の爪   好みで適量
  • ごま油    適量
  • 有機白いりごま 好みで適量

道具

  • 鍋(フライパンでも可)

作り方

1.鈴かぼちゃと人参を、皮ごと適度な細さの千切りにする。火の通り方や見た目も美しく仕上がるように、大きさや太さはできるだけ均一に。

2.鍋またはフライパンに油を入れて熱し、鈴かぼちゃと人参を加えて炒める。

3.八分どおり火が通ってしんなりとしたら、刻んだ調味料(醤油・みりん・砂糖)を混ぜ、からませながら炒める。鷹の爪や白ごまも適量加え、一緒に炒める。

Styling / Photo / Recipe / Text : Aki Sato