はりはり漬けは、松前漬けと少し似ているお漬物ですが、大きな違いは干した大根が入っていることです。はりはり漬けの名前の由来は、食べた時にこの干し大根が「はりはり」と音を立てるからと言われています。「はりはり」とした大根の歯ごたえ、昆布のネバネバ、スルメの風味、数の子のプチプチのバランスが絶妙のお漬物!ご飯のおかずに、お茶請けに、お酒のあてに。数の子を加えておせち料理の一品としても定番です。雪の多い地域、新潟の越冬のための保存食として昔から親しまれており、各家庭によって人参を入れたり、大根の干しかげん、漬け汁の配合なども様々。毎年年末が近づくと、家庭の軒下などにハリハリ用の大根が、ずらりと吊るされてる風景があちこちで見られます。
材料
- 割り干し大根
- するめ(身の部分のみ)
- だし昆布
- 数の子
- 鷹の爪(唐辛子)
- 酒
- みりん
- しょうゆ
*酒:みりん:醤油=1:1:2
道具
- 鍋
- 保存容器
- 干しひも
- キッチンばさみ
作り方
Styling / Photo / Recipe / Text : Aki Sato