大豆と昆布は、どちらも日本の伝統食材で健康食。この最強の組み合わせの煮物「昆布豆」は、昔からおふくろの味として食卓にのぼる煮豆の一つです。ところが、近年では家庭で煮物を作ることが少なくなってしまいましたね。デパ地下のお惣菜やさんや、パックされたものは手軽で便利ですが、なかなか好みの味付けのものには出会えず、市販の煮豆は甘さが強すぎるものも多い印象です。また、使われる調味料も気になるところ。味付けは、醤油、砂糖、みりん、といったシンプルなもの。シンプルだからこそ、家庭で作るときには食材、調味料にまでこだわって!

材料

  • 国産有機大豆 150g(乾燥大豆)
  • 昆布   50g(水で戻したもの)
  • だし汁    600ml
  • 有機醤油(淡口)  大さじ2
  • 砂糖   大さじ2
  • みりん   大さじ1
  • 塩   ひとつまみ

道具

  • 落し蓋

作り方

1.洗った大豆を水に一晩つけておく。塩ひとつまみを加えたたっぷりの水(分量外)で大豆を茹でる。アクが出たら適宜取り除きながら、適度な硬さになるまで茹で、ざるにあげる。

2.水で戻しておいた昆布を細切りにする。だし汁に昆布とゆでた大豆を入れて煮る。

3.だし汁は半分くらいに減ったところで醤油、砂糖、みりんを加え落し蓋をし、煮汁がほぼなくなるまでしっかり味を煮含める。
※甘めがお好みの方は、途中で砂糖を追加するなどして味を調節してください。

Styling / Photo / Recipe / Text : Aki Sato