近年の炊飯器はずいぶん機能的になっていて、白米の他、玄米の炊飯機能があるのは当たり前!他にも、おコゲがつくれるもの、おかゆ、おこわ、炊き込みご飯などの設定があって、どれも簡単に美味しく作れるようになっています。この時代、おこわも電気炊飯器で作る方は多いと思いますが、せいろで蒸す作り方って、実は意外と簡単だったりするのをご存じですか?まずは栗の皮むきから手間暇かけて、下準備。秋の味覚、栗おこわを作ってみませんか?

材料

  • 有機玄米もち米  1~2合
  • 有機栗(生)    10個くらい(お好みの数)
  • 打ち水    水1カップ+酒大さじ1+自然塩大さじ1
    *炊き具合により、打ち水の量を調整

道具

  • せいろ(蒸し器)
  • ふきん
  • ざる
  • ボウル

作り方

1.もち米を洗って1晩水に浸けておく。生の栗を丁寧に洗い、ボウルに入れた栗に熱湯を注ぎ、30分~1時間ほど漬けておく。

2.粗熱がとれたら生栗の皮を剥き、水につけてアクをとっておく。

3.もち米、栗、それぞれをざるにあけて水を切る。せいろに水で濡らしたふきんを敷き、もち米と中央に栗を置いて20分程度蒸す。

4.ふきんごと、ボウルに移して打ち水をし、栗が崩れて細かくなりすぎないように、ざっくりと混ぜる。再度せいろに戻し、20分~30分程度、好みの硬さに蒸しあげる。

※炊き具合、米の硬さの好みに応じて1~3回打ち水を繰り返し調整する。
※せいろの中央部分をあけるか、くぼませて蒸すと、蒸気が全体に均一に回り、むらなく早く蒸し上がる。
※お好みで、黒ごまを振りかけて召し上がれ。

Styling / Photo / Recipe / Text : Aki Sato