「大根飯」と言えば、米や雑穀などのかさを増すために大根を入れて炊いていた、食糧が不足していた時代を写した某ドラマを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?質素な食べ物という印象もある「大根飯(だいこんめし)」ですが、消化も良くヘルシーで、ご飯の量を減らすことができるということから最近の若い世代にも注目されています。普通の青首大根を使っても良いのですが、紅芯大根(こうしんだいこん)を白米と一緒に炊けば、見た目も美しい、ほんのりとピンクに色付く大根飯に。おにぎりやお弁当にもおすすめです!

材料

  • 有機白米  2合
  • 有機紅芯大根 200g
  • 水    360ml
  • 有機米酢 小さじ1/2
  • 昆布   1枚 (5㎝角くらい)
  • 自然塩  ひとつまみ

道具

  • 土鍋(または炊飯器)

作り方

1.お米をとぎ1~2時間程度水に浸しておく。紅芯大根は皮の青い部分を剥き、赤い部分をさいの目に細かく刻んでおく。
※皮の部分も捨てずに、サラダやきんぴら、その他料理に利用してください。

2.土鍋に昆布、刻んだ紅芯大根、自然塩を加え、土鍋を火にかける。

3.10分ほど中火にかけ沸騰した頃、弱火にしてさらに10~15分程度炊く。炊きあがったら火を止め、しばらく蒸らしてできあがり。

※せっかくの淡いピンク色にお焦げが沢山混ざってしまわないように、鍋で炊く場合は火加減に注意。炊飯器で炊いてもOK。

※全体を混ぜてさらに少し蒸らすと、お米にほのかなピンク色がついてきます。

Styling / Photo / Recipe / Text : Aki Sato