春の訪れを感じさせてくれる蛤(はまぐり)。二枚貝のはまぐりは必ず一対になっています。他の貝の殻と決して合う事が無い(同じ貝同士でないとぴたりと合うことがない)ことから、将来良い伴侶とめぐり逢うこと、夫婦和合などを願って、縁起物として雛祭りや節句、結婚式などのお祝い事で出されることが多いのでです。ちょうどひな祭りの時期に旬が重なることもあって、3月3日にはちらし寿司などと一緒に「蛤のお吸い物」が定番となっています。はまぐりの潮汁(うしおじる)は、蛤から出る出汁の旨みがたっぷりだから、余分な調味料は不要です。だからこそ、最後に味を調えるために加える塩はぜひ、天然塩、自然塩にこだわってほしいですね。
材料
- 蛤(はまぐり) 200g程度
- 水 800ml
- 自然塩 小さじ1/2~
- 木の芽 適量
※三つ葉などでもOK
道具
- 鍋
- ざる
- ボウル
作り方
Styling / Photo / Recipe / Text : Aki Sato