鮮やかな黄色が春の訪れを感じさせるとともに、どこか昔懐かしい里山の風景を想い起こさせてくれる菜の花。一般に「菜の花」とはアブラナ科の黄色い花を総称しているもの。春先に食用として並ぶ、「菜花(なばな)」は、アブラナ科の野菜が苔立ち(とうだち)した花芽のまだ蕾が小さい頃のものです。
菜の花を使ったおなじみのレシピといえば、菜の花のおひたし、そして菜の花の辛子和えですよね。菜の花のほのかな苦味と和からしのツンとくる辛味は、この時期だけ味わえる季節の一品です。実は「からし」も同じアブラナ科の芥子菜の種子からできるもの。手軽な市販の練がらしを使っても良いですが、和からしの粉末を食べる直前に練り上げて使えば辛味がたち、菜の花の美味しさをより引き立ててくれますよ。
材料
- 有機菜花 1把
- 出汁 大さじ4
- 有機醤油 大さじ1
- 和辛子粉末 小さじ2~
- 自然塩 適量
道具
- 鍋
- ざる
- ボウル