日本の代表的な漬物の一つ「糠漬け(ぬかづけ) 」は、日本人にとって身近な発酵食品です。植物性乳酸菌のちからにより発酵させて作った「ぬか床」に野菜などの食材を漬ける糠漬け。毎日かき混ぜる必要があるなど手間がかかるうえ、その臭いが気になる方も多いですよね。また、時代とともに米食からパン食へなど食生活の変化もあり、ごはんのお供である糠漬けを家庭で漬けることは少なくなってしまいました。いつしか糠漬けは、漬けるものからスーパーで買うものに・・。
ぬか床には植物性乳酸菌だけでなく、食物繊維やビタミンB1など美容や健康にうれしい栄養素も豊富に含まれていることから、最近また「ぬか漬け」の良さが見直されてきています。すぐにそのまま漬けることができるぬか床も販売されていますが、作り方は実はとっても簡単!無農薬の米ぬかを入手して、ぬか床作りからはじめてみませんか?基本の旬の野菜から、変わった食材などいろいろな味を試してみて。自分で漬けたお漬物の味は格別ですよ!
材料
- 無農薬生ぬか 1kg
- 粗塩 150g
- 水 1L
- 昆布 5×5cm 2~3枚
- 鷹の爪 2~3本
- 捨て漬け用野菜 適量
道具
- 漬物用の容器(甕やホーローなど蓋つきのもの)
作り方
Styling / Photo / Recipe / Text : Aki Sato