スーパーやコンビニでも販売されている“味付けめかぶ”は、食べやすいように細かく刻んであるので、めかぶ(芽かぶ・和布蕪)が実際にはどのような形状をしているのか?ご存じない方が多いかもしれません。実は、めかぶはわかめの根元部分。蕪(かぶ)のようにひだが折り重なって塊のようになって見えます。加熱していない生めかぶは茶褐色をしていますが、さっと湯がくときれいな緑色になります。めかぶはぬめりが強く、塊のまま茹でると調理がしにくくなってしまうので、事前に下処理が必要です。めかぶの旬は、わかめの旬と同じく2月~4月頃まで。店頭で生めかぶを見かけることはめったにないかもしれませんが、もし見かけたら、この旬の時期に味わってみませんか?

材料

  • 生めかぶ

道具

作り方

1.生めかぶは丸ごと水で洗う。

2.中央のかたい芯とやわらかい部分とを切り分ける。
※かたい部分も刻んで食べられるので捨てないてください。

3.鍋にたっぷりのお湯を沸かし、めかぶをさっと湯がく。
※茹でるとすぐにきれいな緑色に変化します。

4.ざるにあげ、冷水にとる。

5.粗熱が取れたら、調理しやすいよう切り分ける。

Styling / Photo / Recipe / Text : Aki Sato