春は新芽、秋には完熟した実や皮を食べることができ、そして蔓はカゴ細工などにも使われるなど、ほとんど捨てるところのない植物です。里山に自生していますが栽培もされており、最近では高級果物として店頭に並ぶようになりました。9月から10月頃になると熟したあけびの皮が紫色になり、完熟すると皮がぱっくりと割れて中の果肉が姿を現します。白色のゼリー状の実の中には小さな黒い種がたくさん入っています。白い果肉部分はほんのり甘く、ゼリー状の食感。種は食べることができません。あけびの皮は苦みが強いため、そのままでは食べられませんが、アク抜きをすれば美味しく食べることができます。この時期だけの里山の秋の恵みを味わってみませんか?
材料
- あけび 2個
- 水 1L
- 塩 ひとつまみ
道具
- 鍋
- ボウル
- ざる