日本でもなじみのある雑穀「黍(きび)」。イネ科の一年草で、「うるち種」と「もち種」があります。もち種は「餅黍(もちきび)」と言い、名前からも想像ができる通り、もちもちとした食感、粘りがあるのが特徴です。白米や玄米1合に対して、大さじ1~3を加えて炊いて食べると、栄養感もアップ!ツブツブ、もっちりの食感も楽しめるおいしい雑穀ごはんになりますよ。そのまま餅黍(もちきび)のみを炊き、つくことで粘りを出してお餅や団子などにしても美味しい。鮮やかな黄色を活かして卵そぼろに見立てたアレンジをしたり、スープやシチュー、グラタンなどのやさしいとろみづけに活用しても!

材料

  • 有機餅黍(もちきび) 100g
  • 水         130~150ml
  • 自然塩       ひとつまみ(いれなくてもOK)

道具

  • 目の細かいざる(濾し器・茶こしなどでもOK)
  • 鍋の蓋

作り方

1.餅黍(もちきび)をざるに入れて水で洗う。
(粒が小さいので、目の細かいざるや濾し器などを使用すること)

2.鍋に洗った餅黍(もちきび)と水、塩ひとつまみを入れて10~15分程度茹でる。途中、水が無くなってしまったら差し水で調整する。

3.芯が無くなり好みのかたさに茹で上がったら、鍋の蓋をしてとろ火に。

4.茹で汁の水分が無くなり、蒸らしあがったら火を止める。

Styling / Photo / Recipe / Text : Aki Sato