大寒が過ぎ、暦の上ではもうすぐ春ですが、まだまだ寒い日は続きます。今回は、アロマを使った定番冬の保湿ケアについてお話ししましょう。

乾燥が、美容の大敵なのは有名な話ですが、今は、一年の中で最も肌が乾燥する季節真っ只中です。空気の乾燥と共に、室内では火事の心配から、エアコンはじめ電気系統の暖房機を選びがちなので、これも肌の乾燥に影響を与えます。又、寒くなると体温を維持するために毛穴も閉じ気味になります。毛穴からは、皮脂という天然の極上な保湿クリームが分泌されていますが、毛穴が閉じることによってこの魅力的な天然保湿クリームが補充されなくなります。これらの冬の厳しい環境から、お肌は危険な乾燥に晒され続けます。そんな季節にメドウズでお勧めしている保湿ケアをご紹介します。

保湿で重要なもののひとつに、水分と油分のバランスがあります。乾燥しているからといって、化粧水などの水分だけ補充しても肌内部に留まらないで、すぐに蒸発してしまっては台無しですね。又、肌内部の乾燥が進んでいる状態で水分を肌に与えても焼け石に水状態。肌の内部乾燥が進んでいる時は、化粧水の前に、少量の油分をブースター(導入剤)として投入してあげると効果的です。植物オイルが、肌を柔らかくし、あとから使う化粧水の保水力を高めてくれます。

メドウズで化粧水前に使用するお勧めオイルは、ホホバオイル(ゴールデン)。黄金色をした未精製のホホバオイルは、栄養分もたっぷり。さらっとした感触ながら肌内部の水分の蒸発を防ぐ効果が期待できます。又、皮脂のバランスを調整して、乾燥からくるしわなどのトラブルにアプローチします。

オイルの後は、ローズウォーターで水分補給。

バルカン山脈から湧き出る清らかな雪解け水と伝統的な銅窯で蒸留したローズウォーター。そのローズそのままの豊潤な香りに驚かれる方も多いメドウズのナンバー１アイテム。その香り高い薔薇の芳香は、蕾が開き切る前の八分咲きの状態で摘花しなければ実現できません。そのため、薔薇の摘花は早朝にひとつひとつ手摘みで行われます。そして、その日のうちに、蒸留を行うことで、繊細かつ優美な香りが守られます。香りだけでなく、ローズウォーターは、肌の炎症を抑えたり、抗酸化作用から肌のアンチエイジングに利用したりと肌の調子を整える効果がたくさん詰め込められています。

メドウズのローズウォーターは、ノンアルコール。オーガニックのローズウォーターはよく見かけますが、ノンアルコールは珍しいもの。メドウズでは、在庫を極力持たず、こまめな輸入など、細やかな配慮を心がけることでみなさんの元にお届けできる商品です。

水分補給の後は、定番のクリーム。

メドウズでは、このクリームの役目を、シアナッツバターが担っています。別名「アフリカの潤い」と呼ばれるシアナッツバター。主に、アフリカのガーナ、ウガンダ周辺に分布するシアバターノキを原料とします。乾燥の激しいアフリカの地で、女性たちの肌や髪が美しいのは、昔から使ってきたシアナッツバターのおかげともいわれます。

シアナッツバターの主成分である脂肪酸は、人間の皮脂と似ている成分なので、肌になじみやすく、長時間潤いが保たれるのが特徴です。また、微量ですが含有されるカロチノイドという成分は、肌の再生を助けてくれるので、乱れた肌のターンオーバー調整にも役立ちます。

冬場は、固めのテクスチャーなので、適量のシアナッツバターを手のひらに取り、手の温度で温め柔らかくした後、少量のローズウォーターを加え、よりクリーミーな状態にしてお肌に使用するのもお勧めです。

こんなオールマイティなシアナッツバターですが、よりパワーアップした商品がこの2月に登場します。その名は、オーガニックシアバーム。従来のシアナッツバターにエッセンシャルオイルをプラスして、潤いと香りの効果を融合させました。香りは、フランキンセンス＆ローズ・カモミール・ネロリ・ラベンダー・ティートリーの5種。エッセンシャルオイルの種類によって効果が異なるので、その時の自分に合ったものが選べます。

今の季節にお勧めなのは、オーガニックシアバームティートリー。抜群の潤いとティートリーの抗菌力で、トラブル肌のスキンケアや風邪、花粉の時期のシーズンケアにも役立ちます。

乾燥の季節にメドウズの肌の強い味方が登場し、今年のメドウズも楽しみな展開です。