古来より、日本各地では、それぞれの地域でだけ栽培されてきた野菜がたくさんありました。しかし、大量生産・大量消費の高度経済成長期を迎え、野菜もまるで工業製品のように規格化が進むにつれ、種苗メーカーが開発した「F1種」と呼ばれる野菜が主流を占めるようになり、郷土に根づいていた昔ながらの野菜は淘汰されていきました。時代は更に移り変わり、近年、「伝統野菜」「昔野菜」「在来種」「固定種」などと呼ばれる野菜が再評価され始めています。「昔食べた野菜のような味や香りがする」という年配の方々、「珍しい野菜があるとお料理の楽しみが増える」という若い方々、「F1種と違って自家採種が出来るのが楽しい」という家庭菜園愛好家など、様々な楽しみ方があるようです。

“有機農業界のカリスマ”と呼ばれ、長年にわたって在来種野菜の栽培も手がけてきた金子美登さんと、全国各地の在来種野菜を調査・研究しつつ、一般消費者に向けてその魅力を発信し続けてきた草間壽子さん。お二人に、在来種野菜で農業と食卓がどのように豊かになるのかをお話しいただく貴重な機会をご用意しました。この季節が旬の「温海かぶ」の試食もお楽しみいただきます。

※天候や産地の状況により、試食は別の野菜に変更になる場合があります。ご了承ください。

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在来種野菜の知識と食べ比べ
在来種野菜で食と農はこんなにも豊かになる

■開催日時:2016年11月19日(土)11:00~12:30(10:45受付開始)
■開催場所:東京国際フォーラム ホールE
オーガニックライフスタイルEXPO会場 キッチンスタジオ
■参加費:事前振込1,000円
※当日現金支払1,500円となりますのでご了承ください

◎タイムスケジュール
11:00~金子美登氏講演「在来野菜を育てる・守る(仮)」
在来野菜とは何か?・在来野菜が大切なわけ・在来野菜を育てる・在来野菜を守る・在来野菜を守っている庄内で感じたこと

11:30~【伝統野菜プロジェクト】による「温海かぶ」の話
かぶのヒストリー・いろいろある日本のかぶ・焼畑のかぶ・「温海かぶ」の紹介

12:00~食べくらべ
かぶの「在来種」と「F1種」の食べくらべ

講師:草間壽子 伝統野菜プロジェクト
講師:金子美登 NPO全国有機農業推進協会理事長

▽お申込はこちらのフォームから
http://food-trust.jp/mailform/1119kitchen4/kitchen4.html

※当セミナーへのご入場は11月18日・19日東京国際フォーラムにて開催される「オーガニックライフスタイルEXPO」への入場証が必要となります。事前登録は公式ホームページより、事前登録をお願い致します。
■主催:次代の農と食を創る会
■共催:(社)オーガニックフォーラムジャパン
■協力:伝統野菜プロジェクト/らでぃっしゅぼーや株式会社/株式会社大地を守る会

■入場料:1,000円(事前登録者・招待状持参者は無料)

▽【業界関係者】事前入場登録フォーム
https://ofj.or.jp/app01.html

▽【一般来場者】事前入場登録フォーム
https://ofj.or.jp/app02.html

登録終了後、2日間有効の事前登録証が発行されます。当日受付で登録証をご提示ご入場下さい。

https://ofj.or.jp/

 

▽暮らしとビジネスを考える ソーシャルイノベーションセミナー100
https://food-trust.jp/seminar100/

「暮らしとビジネスを考えるソーシャルイノベーションセミナー100」は、2016年11月東京国際フォーラムにて開催される「オーガニックライフスタイルEXPO」事前セミナーとしてスタート。EXPOカテゴリーに合わせ、プロ向け、一般向けスペシャルセミナーを開催します。各ジャンルを深く掘り下げ、オーガニックライフスタイルとは何か、様々な角度から明らかにしていきます。

▽「ソーシャルイノベーションセミナー100」に関するお問合せ
一般社団法人 フードトラストプロジェクト
東京都中央八丁堀2-2-28
Tel:03-3523-0028
https://food-trust.jp/seminar100/contact/