イギリスのアロマテラピーブランドであるメドウズは、1991年にイギリス南部のケント州カンタベリーに誕生しました。イングランドの庭と称されるケント州は、イギリスの典型的なカントリーサイドの風景を楽しむことができ、ガーデナー憧れの聖地と呼ばれる‘シシングハーストキャッスルガーデン’もこのケント州に存在します。中世の巡礼地であったカンタベリーには、英国国教会の大本山であるカンタベリー大聖堂を始めとする宗教的建造物や街並みが点在し、中世から時を止めたような古城と植物が織りなす、絵画から飛び出したような夢見心地な風景と出会うことができます。

この素晴らしい環境で誕生したメドウズには、創始者であるダーリン・ペインの人間や自然に対する深い愛情が注がれています。

大自然を意味するMEADOWS(メドウズ)。

それは、メドウズのプロダクトパッケージに描かれているイラストに象徴されています。
ダーリン・ペインが思い描くメドウズ(大自然)の風景は、人工的に整備された花畑でなく、植物があるがままの姿で咲き乱れ、その中を虫たちが自由に飛び交う姿にあります。

ダーリン・ペインは、よくこの言葉を口にします。

～人・植物・動物…自然界の中に上下の差はない。私たちは植物のパワーを使っているのではなく、使わせてもらっている～

メドウズには、私たち人間も大自然の一部であると同時に、ケント州の大草原とともに生きているという彼の想いが込められているのです。

ダーリン・ペインが、こよなく愛する精油。それはメリッサです。柑橘を彷彿させる甘くさわやかな芳香もさることながら、メリッサ(melissa)がもたらすメンタルへのアプローチを彼は絶賛しています。ストレスのメリッサともいわれる精油です。

メリッサの次にお気に入りの精油は、フランキンセンス。フランキンセンスの香りは、古代の神聖な儀式の際に用いられ、人々を瞑想へと導く手助けをしました。

ダーリン・ペイン曰く、アロマテラピーの必要性を最も強く感じるときは、心が弱った時だと言います。香りの魔術師である彼が作るブレンドオイルには、メリッサやフランキンセンスなど鎮静作用の高い精油が多く使われます。これは、多くの疲弊した心の持ち主に寄り添いたいという彼の願いが込められているのです。

そんな彼が、世に送り出したブレンドオイルの中で、最も好きなオイルは、ムードエンハンスです。Mood enhance(ムードエンハンス)・・・

その名の通り、気持ちを明るく前向きにしてくれる香りは、ダーリン・ペインがメンタルケアのためにブレンドしたオイルです。このブレンドにも、フランキンセンスが使われていますが、気持ちを落ち着けるだけでなく、ライムやベルガモットといった精油が精神のバランスを整え、気持ちを前向きに導いてくれます。このブレンド誕生の背景には、長年鬱病に悩むダーリン・ペインの古くからの友人の存在がありますが、世界中のストレスに晒されている多くの人々に向けた彼のメッセージでもあります。

このようにメドウズのプロダクトには、ダーリン・ペインの想いだけではなく、作り手からの多くのメッセージが込められています。それは、ひとつひとつ手作業で行う精油の手詰め充填や精油箱の組み立て作業など、機械化を避け、ハンドメイドの工程を大切にすることにも表れています。メドウズのプロダクトを通じて、人々と繋がっていきたい、人と人を繋いでいきたいという願いが根底にあるからです。

健やかな植物の息吹やその作り手との繋がりを肌で感じることで、心を豊かに成長させ、心身の安定を図る・・・そんな余裕が必要なのだとダーリン・ペインはプロダクトを通して今も発信を続けています。

【メドウズ３つのこだわり】

Organic From Best Partners
同じ感性を持つ信頼できる生産者をパートナーに持ち、植物のパワー溢れる無農薬、有機栽培、野生種にこだわり続ける。

Natural Ingredients
自然と共に生き、歩み続けるためにサスティナブルな工程にこだわる。

Fair
その土地や携わる人々に無理のない手法を取り入れ、ハンドメイドにこだわることで、作り手の温かみや想いが感じられる製品作りを目指す。