オーガニックパンが身近な存在。BIO認証ブレッドが日常にある国フランス
フランスの食卓に欠かせない国民食「パン」。ここフランスでは、ビオ(オーガニック)の原料を使用しているものはもちろんのこと、BIO認証を取得したパンも珍しくない。一般のスーパーでも普通のパンと一緒に販売され、気軽に購入できる。
フランスの食卓に欠かせない国民食「パン」。ここフランスでは、ビオ(オーガニック)の原料を使用しているものはもちろんのこと、BIO認証を取得したパンも珍しくない。一般のスーパーでも普通のパンと一緒に販売され、気軽に購入できる。
フランス発の高級スーパーマーケット、といえば「Monoprix(モノプリ)」。青果売場のラインナップを見て驚いた!ざっと見て全体の3割ほどがBIOの野菜や果物で占められていた。
欧米で「グルテンフリー(GLUTEN FREE)」は取り扱いはもちろん、認証マーク、プライスカードでの表示、コーナー展開なども当たり前の光景。既にロンドンではグルテンフリーベーカリー&カフェが。パリでは、グルテンフリー専門店が存在。
欧米では小麦を使わないグルテンフリーのパンはオーガニックスーパーなどの専門店を中心に購入が可能だが、なんと、イギリス・ロンドンではもう、路面店のグルテンフリーのベーカリーが存在している!
日本でいう農水省、台湾の行政院農業委員會による農産物直売所(いわゆるファーマーズマーケット)が、台北市にある。その名も「希望廣場(The Hope Plaza Farmers Market)」。
国内外で40店舗(2016年8月現在)の自然食品店を展開する株式会社こだわりや。2015年2月に海外店舗「胡田和里家 台北信義店」をオープンしてから、もうじき約1年半。そんな、こだわりや台北信義店の現地取材をさせていただいた。
こだわりや「胡田和里家 台北信義店」現地取材で、日本の有機食品を輸入、販売する上で困っていることは何かと訊ねてみた。一番に出てきた答えは「表示」に関する問題だった。日本の有機食品を台湾で販売するための苦肉の策と、今後についての課題、展望とは。
海外のオーガニックスーパーの売り場が変化している。盛り付けるだけ、焼くだけ、炒めるだけ、煮込むだけ・・・といったように、用途に合わせた大きさにあらかじめカットしてある、野菜や肉などの半調理食品(Leady to cook)売り場が急激に拡大。
ボリューム陳列、ビジュアルで魅せるアメリカに対し、ドイツのオーガニックスーパーの青果売り場では、野菜が入ったケースをそのまま売り場に置くという、以外にもシンプルで実用的なスタイル。
動物性原料を一切使用していない食品(VEGAN)や、グルテンフリー(GLUTEN FREE)食品の扱いは、もはや欧米では常識となっている。コーナー展開やプライスカードでの表示など、アイキャッチサインでわかりやすく伝えるための工夫も。